
ワンちゃん・ネコちゃんのお役立ち知識。犬・猫図鑑にはのっていないおもしろい話しがたくさんです。これを読めばわんにゃん博士になれるカモ☆★
犬のルーツは、1万5千年前に東アジアでオオカミが家畜化したものだという説が有力である。その説から推測すると人の移動と共に犬も東アジアから世界中に広がったものだと考えられる。
では日本へはいつごろ来たのだろうか? オオカミが家畜化されて犬となった1万5千年前、日本は旧石器時代後期であり移動しながら狩猟生活をしていた。この3000年後、最後の氷河期の末期であり大陸と日本列島は陸続きで、犬はそこから日本に入ってきたのだろう。
このころになると日本では縄文時代が始まり人々は定住し狩猟、漁、採集を始めた。狩猟には犬が使われるようになった。この時代の古墳から埋葬されたと思われる犬の骨が出てきていることから、犬は猟師のよきパートナーとなったのだと思われる。
また、猟犬以外にも食用、番犬としての役割もあった。食用としての役割は江戸時代1700年代に狂犬病が流行したことや江戸幕府五代将軍徳川綱吉の「生類憐れみの令」などにより消滅した。江戸時代の最悪令とまで言われたこの法律も現代から見るとかなり厳しいが、動物愛護条令ともいえる。
さて、それでは縄文時代に入ってきた日本最初の犬はどのようなものであったのだろうか?日本犬の形は柴犬に代表されるように尖った鼻、三角形の耳、上方に巻いている尻尾が特徴だ。体の大きさの違いはあるが、南は沖縄の琉球犬から、北は樺太犬まで同様だ。おそらく、日本に最初に入ってきた犬も現在の日本犬と同じ形をしていたのだろう。